【11月4日 AFP】コンゴ民主共和国(旧ザイール)の反政府勢力、人民防衛国民会議(National Congress for the Defence of the PeopleCNDP)は3日、政府はCNDPとの交渉を拒否し「自国民との戦争を開始した」とAFPに語った。

 CNDPの報道官はキンシャサ(Kinshasa)からの電話で、「議会から勧告されたCNDPとの直接交渉の申し出を拒否したことで、政府は軍国主義的立場を示した」と述べた。

 ツチ(Tutsi)系のローラン・ヌクンダ(Laurent Nkunda)司令官率いるCNDPは前月、東部・北キブ(Nord-Kivu)州にある戦略的基地を占拠するなど、政府軍に大きな打撃を与え、直接交渉に応じなければ政府を追放すると警告しているが、政府は3日、この提案を拒否した。(c)AFP