【11月4日 AFP】イラクの首都バグダッド(Baghdad)などで3日、Saheb Salman Qutub石油副大臣を狙ったものなど4件の爆弾攻撃があり、7人が死亡、副大臣を含む少なくとも30人が負傷した。

 バグダッド北部のAtaifiyah地区では、石油生産を管轄する同副大臣が自宅を出る際、道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発した。石油省と警察が明らかにした。

 副大臣は軽傷を負い近くの病院で手当てを受け退院したが、運転手が重傷を負い入院している。

 この攻撃の直前には、バグダッド中心部の商業地区Karradaで、ラッシュ時にほぼ同時に2件の爆発があり、6人が死亡、少なくとも20人が負傷した。

 バグダッドの北約60キロメートル、ディヤラ(Diyala)州の州都バクバ(Baquba)では、州議会から通りを隔てた駐車場に止めてあった自動車爆弾が爆発し、警察官1人が死亡、9人が負傷した。(c)AFP/Benjamin Morgan