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ソマリアで拘束の日本人女性医師と電話通じる、「日本に帰りたい」

  • 2008年10月30日 12:22 発信地:東京
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  • エチオピアで日本人医師ら2人が拉致される
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ソマリアの首都モガディシオ(Mogadishu)で、武装集団の監視下で報道陣の取材に応じる人質の国際NPO「世界の医療団(Medecins du Monde)」の日本人医師、赤羽桂子(Keiko Akabane)さん(前列左)とオランダ人看護士(同右、2008年10月10日撮影)。(c)AFP

【10月30日 AFP】エチオピアでソマリアの武装集団に拉致された日本人の女性医師、赤羽桂子(Keiko Akabane)さん(32)との電話インタビューを、テレビ朝日(TV Asahi)が29日報じた。

 赤羽さんは前月22日、国際NPO法人「世界の医療団(Medecins du Monde)」のスタッフとして活動していたエチオピアで、オランダ人スタッフとともに武装集団に拉致され、ソマリアに連行された。犯行グループは解放の条件として、エチオピア政府が拘束しているソマリア人の釈放を求めている一方、身代金は要求していない。解放交渉は進んでいないとみられる。

 赤羽さんは、テレビ朝日のカイロ(Cairo)特派員に対し、「帰れるのかどうかまったく分からない」「毎日、いろいろ考えて眠れない日々を過ごしている」などと電話で語った。最も必要なことは何かとの質問には、「正直言って日本に帰りたい」と述べた。

 赤羽さんは、拘束されている場所についてはよくわからないとし、「食事は与えられて食べてはいるが、だいぶやせてしまった。精神面では落ち込んだりしているが、希望を持って頑張っている」と話した。また、危害を加えられるようなことはあるかとの質問に対しては、赤羽さんは犯行グループが英語で質問に答えるように言っているとだけ語り、直接答えることはなかった。

 赤羽さんは、家族に心配しないよう伝えてほしいと話し、所属団体と日本大使館にも申し訳ないと思っていると語った。

 ソマリアの武装勢力はここ数か月、主に外国人や国際機関で働くソマリア人を狙った拉致事件を繰り返しており、多くは身代金を目的としている。(c)AFP
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