イラク・バグダッド(Baghdad)中心部で、反アルカイダ勢力「Sahwa」のメンバーの前を通過するイラク駐留米軍の車両(2008年10月1日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE
【10月2日 AFP】(一部更新)イラク駐留米軍がイラクでの対アルカイダ戦闘の兵力として活用してきた、スンニ派民兵勢力「イラクの息子たち(Sons of Iraq)」、別名「覚醒評議会(Sahwa Councils)」、の戦闘員約10万人のうち5万4000人が、1日からイラク政府直轄の治安部隊に編入されることになった。
「イラクの息子たち」の戦闘員の多くは、2003年にサダム・フセイン(Saddam Hussein)政権が崩壊した後は反政府勢力としてイラク軍や米軍と戦っていたが、06年以降は米軍とともに対アルカイダの戦闘に参加している。
今回の移管を前に、イラク政府は、同勢力の20%を政府の治安部隊などに配属し、その他の大部分は文官業務にあてると発表していた。
「イラクの息子たち」内のグループの指導者の1人は、AFPに対し「非常に喜んでいる。今日から、イラク政府から命令を受けることになる。われわれがイラクの法秩序を担うのだ、という思いだ」と述べた。同グループのメンバーは、警察や軍隊に志願したいう。
しかし、一方で、移管に対して不安を感じる者も多い。「イラクの息子たち」の指導者の1人は、「喜んでいるが、不安も感じている」と述べ、「治安部隊に配属されない者のことが心配だ。彼らがアルカイダの標的になるだろう」と語った。(c)AFP/Jay Deshmukh and Emmanuel Duparcq
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