【9月28日 AFP】アフガニスタンのカンダハル(Kandahar)で28日、同市の警察で女性として最高位の幹部マラライ・カカール(Malalai Kakar)氏が、出勤のため市内の自宅を出たところをイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)の戦闘員に銃撃され死亡した。

 カンダハル市当局のZalmay Ayoobi報道官によると、戦闘員らはカカール氏の自宅前で待ち伏せしていたという。カカール氏30代後半で、カンダハル警察で約10人の女性警官のチームを率い、女性に対する犯罪を取り締まる部署を率いていた。

 Ayoobi報道官は、「本日午前7時から午前8時の間に、出勤しようとしていたカカール氏が、自宅前(に停めた自動車内)で銃で武装した数人に襲撃された。カカール氏は自宅前で死亡し、同氏の息子は負傷した」と発表した。医師によると、カカール氏は頭部に銃撃を受け即死だった。また、息子は現在、意識不明の重体だという。

 この事件についてタリバンの報道官は、タリバンの構成員がカカール氏を殺害したことを認めた。

 アフガニスタンで最も保守的といわれる州の1つで任務に就いていたカカール氏は海外メディアに取り上げられることも多かったが、これまでに幾度となく殺害予告を受けていたという。カカール氏には6人の子どもがいる。(c)AFP/Nasrat Shoaib