【9月25日 AFP】エチオピア東部で国際支援団体の職員2人が銃で武装した集団に拉致され、ソマリア中部に連行された。パリ(Paris)を拠点にする「世界の医療団(Medecins du Monde)」が23日発表した。

 2人は22日、干ばつに襲われた地域を視察するために訪れたFadhigaradle村で拉致されたという。

 ソマリアの地元当局は人質の身柄解放のため治安部隊を派遣した。犯行集団の身元は明らかになっていない。

 ここ数か月、ソマリアでは武装集団による国際組織の職員を狙った身代金目当ての拉致事件が複数発生している。(c)AFP