車両による自爆テロの被害に遭ったパキスタンの首都イスラマバードの(Islamabad)マリオットホテル(Marriott Hotel)のがれきの中、残されたいすに座る治安要員(2008年9月22日撮影)。(c)AFP/Pedro UGARTE
【9月22日 AFP】(一部更新)パキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)中心部のマリオットホテル(Marriott Hotel)で20日夜、車両による自爆テロで60人以上が死亡したが、同日行われた新大統領就任式の後、このホテルで夕食を取るはずだった大統領と首相が直前に予定を変更して命拾いしていたことが明らかになった。パキスタンのレーマン・マリク(Rehman Malik)内相が22日、報道陣に発表した。
マリク内相によると当初、国会議長の設定で、アシフ・アリ・ザルダリ(Asif Ali Zardari)新大統領、ユサフ・ギラニ(Yousuf Raza Gilani)首相、パキスタン軍幹部の夕食会がマリオットホテルで予定されていた。直前になり、大統領と首相が夕食の場所を首相官邸に変更したため、難を逃れたという。
一方、マリオットホテル側はこの発表を否定している。同ホテル経営者の広報担当者はAFPに対し「経営陣などに確認したところ、事件当日には政府の夕食会は予約に入っていなかった」と語った。
この夜、マリオットホテルには重量500キロ以上の爆発物を積んだトラックが突っ込み60人以上が死亡、約260人が負傷した。
この事件に関して、「Fedayeen of Islam」と名乗る正体不明の組織が、AFP記者に犯行声明文を送ってきた。真偽については検証が不可能だが、政府関係者はこの組織について、これまで聞いたことがない組織だとしている。(c)AFP/Sami Zubeiri
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