【8月31日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)とエジプト政府は30日、境界に位置するラファ(Rafah)検問所の封鎖を一時的に解除した。

 検問所関係者によるとこの日、エジプトに一時出国していたパレスチナ人およそ500人がガザ地区側に通行、また、ガザ地区の病人ら1300人が一斉にエジプトに入国した。検問所は31日も開放されるというが、エジプト当局は一時的な措置としている。

 ガザ地区南部にあるラファ検問所は、イスラエルを経由しない唯一の検問所。(c)AFP