パレスチナ自治区ガザ市(Gaza City)で、撮影中のロイター通信(Reuters)カメラマンのファデル・シャナ(Fadel Shana)氏。同氏は2008年4月16日にイスラエル軍戦車の砲撃を受けて死亡した(2007年11月22日撮影)。(c)AFP/MOHAMMED ABED
【8月14日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で今年4月、イスラエル軍戦車の砲撃でロイター通信(Reuters)のカメラマン、ファデル・シャナ(Fadel Shana)氏(24)とパレスチナ市民8人が死亡した事件で、イスラエル軍は13日、戦車が同氏らに向けて砲撃を行ったのは「適切だった」として、乗員に責任はないとの判断を下した。
シャナ氏は4月16日、ガザ地区を取材中に、撮影していた戦車からの砲撃で死亡した。戦車とシャナ氏の距離は1.5キロ程度だったとされる。
イスラエル軍の声明は「現場周辺は激戦地で、当日もイスラエル兵3人が死亡するなどの背景があった」と説明。戦車の乗員はシャナ氏のカメラを武器と見間違えたとして、「状況をかんがみて砲撃は適切だった」と結論づけるとともに、同事件をめぐる訴追は終了したと述べた。
一方、ロイターの調査および目撃情報によれば、シャナ氏が着用していた青の防弾ジャケットにも、乗っていた車にも報道関係者であることを明示する印がついていたほか、犠牲者の中にも戦闘員はいなかったという。(c)AFP
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