【8月14日 AFP】独立記念日を翌日に控えたパキスタン東部ラホール(Lahore)郊外の警察署前で13日、男が自爆し、警察当局によると少なくとも7人が死亡した。

 目撃情報によると警察署前には多数の警察官が警備に就いていた。爆発の後、割れたガラスやがれきの中、死傷者が横たわっていたという。

 犯行声明は出されていないが、治安当局はアフガニスタンとの国境付近の部族地域でパキスタンが行ったアフガニスタン旧支配勢力タリバン(Taliban)の掃討作戦に対する報復との見方を強めている。

 死亡したのは警察署前で警備に当たっていた部隊の責任者を含む警察官5人と民間人2人で、そのほか警察官8人を含む20人が負傷した。現地警察署長によると事前に犯行が行われる危険性が知らされていたという。(c)AFP/Jalilur Rehman