【8月11日 AFP】アルジェリアの公共ラジオは10日、同国東部の警察署に爆発物を積んだトラックが突っ込む自爆攻撃が発生し、8人が死亡、19人が負傷したと報じた。

 攻撃があったのは9日夜、首都アルジェ(Algiers)の東にあるブメルデス(Boumerdes)近郊のZemmouri el-Bahri。同地は、夏には行楽客でにぎわう人気のビーチがあることで知られている。

 アルジェリアでは、3日にも東部カビリ(Kabylia)地方のティジウズ(Tizi Ouzou)で警察署に対する自爆攻撃があり、25人が負傷している。この攻撃には、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の北アフリカ支部が犯行声明を発表している。

 また、同組織は7月23日に同国東部ラハダリア(Lakhdaria)で発生した自爆攻撃についても犯行声明を出している。警察によると、この攻撃ではバイクに乗った男が自爆し、軍兵士13人が負傷したという。(c)AFP