【6月11日 AFP】アフガニスタンとの国境地帯にあるパキスタン辺境警備部隊の駐屯地で11日早朝、アフガニスタン側からミサイル攻撃があり、少なくとも兵士11人が死亡、9人が負傷した。治安関係者がAFPに明らかにした。

 この攻撃に先立ち、パキスタンの部族地域モーマンド(Mohmand)に展開している辺境警備部隊と、同地域の領有権を主張しているアフガニスタンの武装勢力との間で激しい戦闘があったという。

 治安関係者は「午前0時を過ぎてしばらくしたころ、アフガニスタン側から発射されたミサイルが駐屯地を直撃し、司令官を含む少なくとも11人が死亡した」と語った。(c)AFP