【6月6日 AFP】(一部更新)スリランカのコロンボ(Colombo)で6日、通勤客らを載せた国営バスが道路脇に仕掛けられた地雷などで爆破される事件が続けて2件発生し、少なくとも23人が死亡、67人が負傷した。反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil EelamLTTE)」による犯行とみられている。

 AFPカメラマンの報告によると、最初に攻撃を受けたバスの車体には無数の金属片の跡があることから、道路脇に強力な地雷を仕掛け、バスが通りかかった際に爆破させたものとみられるという。爆破事件をうけ、政府軍報道官はLTTEを非難する声明を発表した。

 数時間後、スリランカ中部キャンディ(Kandy)の中心部でもバスの中で爆弾が爆発し、2人が死亡、20人が負傷した。警察は容疑者の身柄を確保した。(c)AFP/Mel Gunasekera