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イラク民間人殺害で海兵隊員に無罪、米軍法会議

  • 2008年06月05日 15:59 発信地:ロサンゼルス/米国
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イラク・バグダッド(Baghdad)北西260キロに位置するアンバル(Anbar)州ハディサ(Haditha)で、通りをパトロールする米海兵隊員(2006年4月1日撮影)。(c)AFP/USMC/SGT.ROE F.SEIGLE

【6月5日 AFP】イラクで2005年に発生した米海兵隊員による民間人24人の殺害事件で、米カリフォルニア(California)州南部のペンドルトン海兵隊基地(Camp Pendleton)で開かれていた軍法会議の陪審は4日、司法妨害などで起訴されていた海兵隊員Andrew Grayson中尉(27)に対し、すべての起訴事実について無罪を言い渡した。米軍関係者が明らかにした。

 Grayson中尉は、司法妨害や偽証、海兵隊から不法行為目的で離脱した罪などで、5月28日から同基地の軍法会議にかけられていた。

 この事件は、米海兵隊員らが05年11月19日、バグダッド(Baghdad)西部の都市ハディサ(Haditha)で道路脇に仕掛けられた爆弾の攻撃を受けた後、無差別に民間人を殺害したとされ、03年の米軍のイラク進攻以来最悪の戦争犯罪といわれている。

 海兵隊の兵士4人が殺人罪に問われたほか、Grayson中尉を含む士官4人が事件の隠ぺい行為や適切な調査を行わなかったとして起訴されていた。だが、検察側の立件は困難を極め、今回の陪審評決で起訴された8人のうち6人が無罪とされた。

 残る2人のフランク・ウテリック(Frank Wuterich)軍曹とジェフリー・チサニ(Jeffrey Chessani)中佐の罪状も、殺人罪から軽微なものに変更されている。(c)AFP
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