【5月16日 AFP】インド西部ラジャスタン(Rajasthan)州の州都ジャイプール(Jaipur)で起きた連続爆発事件で、地元当局は15日、これまで知られていなかったイスラム系組織が犯行声明を出したことを明らかにした。

 同州のGulab Chand Kataria内相はAFPに対し、警察当局が現在、電子メールで複数のメディアにビデオ映像で送られた犯行声明を調べていることを明らかにした。

 電子メールでこの組織は「Indian Mujahideen(インドのイスラム聖戦士)」と名乗り、「インド政府が国際問題において、米国や英国を支持するのに抗議して戦争を開始した」とし、さらに「インド政府は米国への支持を止めるべきで、もし支持を続けるなら主要観光地でさらに攻撃が行われると心得るべき」と警告した。

 同内相によると、ビデオには爆発物が仕掛けられていると見られる自転車1台が数秒間映し出されたが、それはその後、事件現場の1か所で爆発したものだったという。(c)AFP/Tripti Lahiri