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レバノン野党勢力、撤退開始

  • 2008年05月11日 04:03 発信地:ベイルート/レバノン
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レバノンの西ベイルートで、与野党勢力の武力衝突が高まるなか出動した軍(2008年5月10日撮影)。(c)AFP/RAMZI HAIDAR

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【5月11日 AFP】レバノンの首都ベイルート(Beirut)西部を制圧したイスラム教シーア(Shiite)派原理主義組織ヒズボラ(Hezbollah)など野党武装勢力は10日、ベイルートからの撤退を表明した。与野党支持者との衝突のきっかけとなった、政府による決定を軍が破棄する方針を明らかにしたことを受けたもの。

 野党連合のアマル(Amal)のAli Hassan Khalil議員は「野党勢力は軍の決定を受け入れ、ベイルートから全戦闘員を撤退させ首都の管理を軍に引き渡す」とした。その上で野党勢力は親欧米・与党への不服従キャンペーンを継続すると強調した。

 アマル幹部によると武装勢力は撤退を開始したという。

 衝突のきっかけとなったのは政府が空港保安責任者を配置換えし、ヒズボラの通信網を捜査すると発表したこと。

 軍は声明で、この責任者を留任するとし、通信網については政府による捜査を延期し軍が独自に調査を行うとした。また武装勢力に対しては市内からの撤退を呼び掛けた。

 これに先立ちフアド・シニオラ(Fuad Siniora)首相は、テレビ演説でヒズボラを軍事クーデターを企てたと非難、軍に治安回復を求めていた。

 今回の与野党支持者の衝突で、同国唯一の国際空港が実質封鎖された。(c)AFP

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