2008年3月29日、仏領ギアナ(Guyana)・カイエンヌ(Cayenne)付近にある空港で、フランス系コロンビア人政治家イングリッド・ベタンクール(Ingrid Betancourt)氏が解放された際にすぐに救出できるよう待機している航空機(手前)。(c)AFP/HODY AMIET
【3月30日 AFP】(31日 写真追加)6年間にわたって左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」の人質となっているフランス系コロンビア人政治家イングリッド・ベタンクール(Ingrid Betancourt)氏の健康状態の悪化が懸念されている中、フランス政府は30日、ファルコン900(Falcon 900)機を仏領ギアナ(Guyana)に配備し、仮に解放された場合にすぐに救出できる体制をとっている。仏日曜紙ジョルナル・デュ・ディマンシュ(Le Journal du Dimanche)が伝えた。
フランス大統領筋の高官は取材に対し、「ただちに解放されるという情報は得ていないが、あらゆる手段を講じておきたい」と述べた。ジェット機はカイエンヌ(Cayenne)にある仏軍基地で待機している。
ベタンクール氏の前夫ファブリス・デロワイエ(Fabrice Delloye)氏は、AFPの取材に対し、ベタンクール氏の安否について「すでに死んでいるか、危篤状態にあるのではないかと恐れている。コロンビア政府は、われわれの知らない情報を持っていて隠しているのではないかと心配だ」と述べた。
FARCはベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領の仲介で今年に入り人質6人を解放したが、以降、政府とFARCとの直接交渉が実現する兆しはみえていない。(c)AFP
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