2008年3月17日、コソボ(Kosovo)北部のセルビア系居住地域コソブスカミトロビツァ(Kosovska Mitrovica)で、燃え上がる炎を背にした北大西洋条約機構(NATO)主体コソボ国際治安部隊(KFOR)の戦車。(c)AFP/DIMITAR DILKOFF
【3月18日 AFP】コソボ(Kosovo)北部コソブスカミトロビツァ(Kosovska Mitrovica)で17日に発生したセルビア系住民と警察や国際治安部隊との衝突で負傷した国連コソボ暫定統治機構(UNMIK)のウクライナ人警察官が、搬送先の病院で同日夜に死亡した。コソボ警察報道官が18日明らかにした。
17日の衝突は、UNMIK国際警察部隊の警察官63人を含む150人以上の負傷者を出し、コソボ独立宣言以降、最悪のものとなった。負傷者は警察官を除きすべてセルビア系住民だった。衝突後、UNMIK警察はコソブスカミトロビツァから撤退している。
現地では18日に入っても緊迫した状況が続いており、北大西洋条約機構(NATO)主体のコソボ国際治安部隊(KFOR)が事態の沈静化に努めている。
ミトロビツァは民族によって南北に分断されており、衝突はセルビア系居住地域の北部コソブスカミトロビツァで起きた。国連管轄下の裁判所2か所に14日から立てこもっていたセルビア系住民を排除するため、UNMIK警察とKFORが夜明け前に突入した。
警察は裁判所を占拠していたセルビア系住民約50人を拘束。これを受け、数百人からなるセルビア系住民が、仲間を逃がそうと警察の車列を攻撃した。住民側は投石のほか、手りゅう弾少なくとも1発を使用するなどした。警察官に発砲した可能性もあるとみられる。(c)AFP/Jovan Matic
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