関連情報シンガポール JI幹部脱走
2008年3月3日、シンガポールの人気風刺サイトTalkingcock.comが冗談で作製した、同国の拘置施設を脱走した東南アジアのイスラム地下組織ジェマ・イスラミア(Jemaah Islamiyah、JI)のマススラマット・ビンカスタリ(Mas Selamat bin Kastari)幹部の変装パターン。(c)AFP/ROSLAN RAHMAN
【3月4日 AFP】テロ行為は通常、笑い事ではない。治安に神経をとがらせているシンガポールでは特にそうだが、東南アジアのイスラム地下組織ジェマ・イスラミア(Jemaah Islamiyah、JI)のマススラマット・ビンカスタリ(Mas Selamat bin Kastari)幹部が2月27日にシンガポールの拘置施設を脱走した事件については、ウェブ上で笑い種になっている。
主要メディアが政府を直接批判することがめったにない同国では、不満を持つ人々は自身の見解をウェブ上で訴える。
ビンカスタリ幹部が、家族との面会の際にトイレに行く許可を得て逃走したことについて、ブログではきつい冗談やふざけたパロディーが多数掲載されている。
あるブロガーは、米国の大ヒットTVドラマで主人公が脱獄を試みる『プリズン・ブレイク(Prison Break)』をもじり、「『トイレ・ブレーク』、マススラマット・ビンカスタリ主演の真実の物語」と題し、意見を展開。
「シンガポール政府は大失態を犯した。国際社会の笑いものだ」とし、「欧米諸国やグアンタナモ(Guantanamo)のテロリスト収容施設から収監者が脱走することはありえない。自国内でのテロ組織幹部の脱走は、なおさらありえない!」と批判した。
シンガポールを拠点とする作家でジャーナリストのTeoh Khengze氏は、自身のブログで今回の事件を「シンガポール大脱走」とし、「脱走方法の大胆さも信じがたいが、脱走されたことも同様に信じがたい」との見解を示した。
人気風刺サイトTalkingcock.comは、「今回の問題に対処するため、世界最高の給料をもらっている閣僚たちにやる気を起こさせるのは、さらなる給料値上げだけ」と主張。また、金髪女性、アフロヘア、パイロット風サングラス、個性的な口ひげ、さらに国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)指導者、ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者風のターバン姿など、冗談で作製したビンカスタリ幹部の13パターンの変装写真を掲載した。(c)AFP




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