【2月29日 AFP】ケニア西部では、土地の所有権をめぐって長年対立してきたマサイ(Massai)人とカレンジン(Kalenjin)人の間で戦争が起きている。

 2007年12月の大統領選挙をきっかけに始まった暴動で、同国の経済は深刻な影響を受けたが、そこから土地争いや貧困、独立以来続くキクユ(Kikuyu)人支配などをめぐってくすぶっていた敵意に火がついた。

 ケニアの暴動では、これまでに首都ナイロビ(Nairobi)のスラムや肥沃な西部地域などで、数十万人が家を追われている。(c)AFP