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チャド反政府勢力が首都ヌジャメナ制圧

  • 2008年02月02日 22:55 発信地:ヌジャメナ/チャド
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チャド東部のBiltineで、反政府勢力「民主主義と発展のための勢力連合(Union of Forces for Democracy and Development、UFDD)」との衝突後、展開する政府軍(2006年12月11日撮影)。(c)AFP/SONIA ROLLEY

【2月2日 AFP】(一部更新)アフリカのチャドで2日、反政府勢力と政府軍の戦闘が発生し、3時間にわたる交戦の末、反政府勢力が首都ヌジャメナ(N'djamena)を制圧した。政府軍筋が明らかにしたもので、イドリス・デビ(Idriss Deby)大統領は、大統領府に残っているという。

 反政府勢力と政府軍双方からの情報では、戦闘は現地時間の午前8時(日本時間午後4時)ごろヌジャメナの北約20キロで始まった。フランス軍がのちに発表したところでは、約2000人の反政府勢力がヌジャメナ市内で激しい戦闘を行ったという。

 現地AFP記者によると、ヌジャメナで午前中いっぱい聞こえた激しい銃声は、正午ごろには散発的になった。また大統領府付近からは黒い煙が立ち上っているのが見えたという。

 目撃者によると、深緑色の戦闘服に身を包み、白い腕章をした反政府勢力は、迷彩を施したトラックで轟音をたてながら市内を走り回っている。一部地域では住民の歓迎を受けているという。ヌジャメナ最大の刑務所が襲撃され受刑者が脱走したほか、治安当局筋によると、一部では略奪も発生している。

 フランスのエルベ・モラン(Herve Morin)国防相は、反政府勢力が大統領府を包囲していると発表した。

 反政府勢力は1月28日、トラック約300台に分乗してスーダンの拠点を出発し、800キロ離れたヌジャメナに向けて進攻した。1日にはヌジャメナから約50キロ離れたMassaguetで反政府勢力と政府軍が交戦し、Daoud Soumain陸軍参謀長が戦死した。この戦闘が政府軍が示したほぼ唯一の抵抗だった。

 チャドに駐留するフランス軍は、救出を待つ同国に滞在する外国人をいくつかのグループに分けてヌジャメナで保護している。フランス軍は2日、エアバスを現地に派遣した。外国人のうち1000人以上をフランス人が占める。

 反政府勢力指導者のAbakar Tollimi氏はAFPに対して、国際法を尊重し外国人を保護すると述べた。(c)AFP
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