関連情報アフガニスタン・パキスタン情勢
2008年1月19日、パキスタン南部カラチ(Karachi)で、イスラム教シーア(Shiite)派の宗教行事「アシュラ(Ashura)」で、警戒に当たるパキスタン国家警備隊。(c)AFP/Asif HASSAN
【1月20日 AFP】イスラム教シーア(Shiites)派最大の宗教行事「アシュラ(Ashura)」が行われている20日、パキスタンは高度の警戒態勢に入った。前日には治安部隊が無差別殺人計画を未然に防いだとしている。
7世紀の預言者ムハンマド(Prophet Mohammed)の孫の死を悼むアシュラは、毎年同国各地で行われるが、これまで何度も宗派間争いの標的になってきた。
治安当局はアシュラの参加者を狙った過激派による自爆攻撃と毒物による大量殺人計画が複数あったことを明らかにした。
警察当局は19日午前、南部カラチ(Karachi)で毒物を使用して大量殺人を計画したとして男5人を拘束した。5人はいずれもスンニ(Sunni)派武装集団に属し、20日に自爆攻撃とともに飲料水に毒物を混入させる計画だった。これに先立ちハイデラバード(Hyderabad)でも計画に関与したとして3人が拘束された。
カラチ警察は6キロの爆弾と、手りゅう弾3個、起爆装置6個、拳銃2丁、2キロの散弾を押収した。さらに警察はシアン化物500グラムを発見したという。グループはアシュラのために特別設置された販売店用の水にこの毒物を混入する計画だった。
グループの主導者Mohammad Ejazはパキスタンのカシミール地方出身で、非合法組織Harkatul Jihad-e-Islamiのメンバーで、ほかの4人は非合法組織Harkatul Mujahideen and Jaish-e-Mohammadに属していたという。
18日には前年12月のベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相の暗殺に関与し、30日にもアシュラを狙った攻撃を計画していたとして15歳の少年が拘束された。(c)AFP
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