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ブット氏の死をめぐり攻防、アルカイダは関与を否定、ブット氏側は射殺を主張

  • 2007年12月29日 18:00 発信地:パキスタン
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2007年12月29日、パキスタン南部Garhi Khuda Bakhshのベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相の墓で祈る元首相の家族。(c)AFP/ARY ONEWORLD

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【12月29日 AFP】パキスタンのベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相が死亡した事件について、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のパキスタン最高幹部とみられるバイトゥッラー・メフスード(Baitullah Mehsud)氏の報道官が29日、事件への関与を否定し、ブット氏殺害はパキスタン政府の行ったことだと非難した。

 電話取材に応じた同報道官は、「メスフード氏は事件に全く関与していない。パキスタン政府と軍、情報機関の陰謀だ」と主張。パキスタン政府が公開した、メスフード氏と別の幹部が事件について話しているとされる電話の内容について、「作られたものだ」と否定した。

 また、武装勢力の戦闘員がブット氏の警備を突破するのは「不可能だった」との見方を示し、「ベナジル(ブット氏)はパキスタンのみならず、国際的に名高い指導者だった」と述べ、同氏の死を悼んだ。

 一方、パキスタン内務省がブット氏の死因を乗っていた車両のサンルーフに頭部をぶつけたためと発表したことについて、ブット氏の報道官は同日、遺体をきれいにした際に同氏の頭部に弾痕を確認したと述べ、政府が真相を取り繕おうとしていると批判した。

 この報道官は事件当時ブット氏とともにおり、遺体洗浄にも同席した。AFPの取材に対し、「後頭部から反対側に貫通した弾痕を見た。まだ血が止まらず、きれいにするのが大変だった」「政府が真相をごまかすのはばかげているし、危険で無意味なことだ」などと述べた。(c)AFP

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