2007年12月27日、パキスタンのラワルピンディ(Rawalpindi)で最後の選挙集会に臨む故ベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相。(c)AFP/Aamir QURESHI
【12月28日 AFP】(一部更新、写真追加)パキスタンの民放ARY TVは28日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)がベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相の暗殺に対する犯行声明を出したと報じた。
パキスタン政府も同日、アルカイダがブット元首相暗殺に関与している可能性を示唆した。内務省報道官がAFP記者に対し、元首相は以前からアルカイダの標的として名指しされており、今回の暗殺も同テロ組織による可能性は高いと述べた。
元首相の遺体は、埋葬のため生まれ故郷の南部シンド(Sindh)州にすでに搬送されている。元首相の暗殺をうけ、同国政府は28日から3日間を服喪期間と定め、国内すべての学校や会社は休業となった。
事件発生後、国内では各地で大規模な暴動が起きており、来年1月8日に予定されていた総選挙の先行きも不透明な情勢だ。核保有国でもあるパキスタンの混乱は、国際社会にも衝撃を拡げている。
パキスタンでは今年、テロによって800人以上が死亡しており、政府はアフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)とアルカイダに関連した組織の関与を繰り返し指摘していた。
ペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領も、2003年に今回ブット元首相が暗殺されたラワルピンディ(Rawalpindi)で2回の暗殺未遂事件に巻き込まれており、アルカイダが関与していたとして非難していた。(c)AFP/Hasan Mansoor
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