【11月19日 AFP】中東和平特使のトニー・ブレア(Tony Blair)英前首相は仏日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュ(Journal du Dimanche)に18日掲載されたインタビューで、パレスチナ住民の雇用創出プロジェクトを近く発表できる見通しだと述べた。

 パレスチナでは2000年に住民とイスラエル治安部隊の衝突が起きた後、イスラエルが自治区を封鎖し労働者の移動を制限したため、失業者が増大していた。プロジェクトはこうした現状に対応し、数万人規模の雇用創出を目指す。

 ブレア特使は、27日に米メリーランド(Maryland)州アナポリス(Annapolis)で中東和平国際会議が開かれることを踏まえ、和平プロセスは信頼できるとの期待を示した。(c)AFP