2007年11月2日、アンカラ(Ankara)で共同記者会見に臨むコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官(左)とアリ・ババジャン(Ali Babacan)トルコ外相。(c)AFP/ADEM ALTAN
【11月3日 AFP】中東歴訪中のコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官は2日、トルコの首都アンカラ(Ankara)で、同国のアリ・ババジャン(Ali Babacan)外相との会談後に共同記者会見を行い、イラク北部を拠点にトルコへの攻撃を続けるクルド労働者党(Kurdistan Workers' Party、PKK)の掃討に向け、米政府は一層の努力を行うと言明した。
ライス長官はまた、トルコ政府に対し単独での軍事行動を控えるよう要請。「われわれには共通の敵がいる。これはトルコだけの問題ではなく、米国やイラクの問題でもある」と強調した。
一方のトルコ政府は、米・イラク両政府がPKK掃討に協力しなければほかに選択肢はないと主張する。
ライス長官は「この問題に対処するためには包括的なアプローチが必要で、米政府はPKK掃討に向け、一層の努力を行う」と言明。また米政府がトルコ政府に協力する「義務」があることは認めたが、PKK掃討には時間と努力を要するとの見解を述べた。
これに対し、ババジャン外相はライス長官の協力への意向を歓迎したが、トルコ政府の忍耐が限界に達していることを改めて表明し、「口先だけのやりとりはもう必要ない。行動を起こさなければならず、成果を生み出すような手段を講じる必要がある」と訴えた。(c)AFP/Sylvie Lanteaume
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