【10月15日 AFP】ローラン・ンクンダ(Laurent Nkunda)将軍率いるコンゴ民主共和国(旧ザイール)の反政府勢力は14日、武装解除期限を翌日に控え、武装解除を行わない意向を表明した。

 政府は反政府勢力に対し、15日までに武装解除を実施し、「brassage」の名で知られる復員プロセスに従って政府軍に加わるか、市民生活に戻るよう通告していた。

 政府は北キブ(Nord-Kivu)州で戦闘を続ける反政府勢力との交渉を拒否しており、国連(UN)も反政府勢力に対し即時武装解除を促している。

 反政府勢力のRene Abandi報道官はAFPの取材に対し、「政府軍との統合の原則には賛成しているが、古いやりかたでやるつもりはない。政府軍が攻撃を続ける限り、武装解除は行わない。一般市民を守るために政府側に停戦を申し入れたが、政府側は無視している。われわれは武装解除に応じる用意があるが、戦闘が続く限り応じることはできない」との見解を示した。(c)AFP