
【9月5日 AFP】アフガニスタンで韓国人グループがイスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)に拉致されていた事件で、解放された人質のうち2人の女性が4日、6週間にわたる拘束の状況について語った。
タリバンから最初に解放されたキム・ジナ(Kim Gi-Na)さんとキム・ギョンジャ(Kim Kyung-Ja)さんは報道陣に対し、ほかの女性人質が身代わりになり2人を先に解放したことや、殺害されたシム・ソンミン(Shim Sung-Min)さんを最後に見たときの様子を語った。
タリバンは7月19日、女性16人と男性7人からなる韓国人のキリスト教ボランティア・グループを拉致、アフガニスタンで収監されているタリバンのメンバーとの身柄の引き換えを要求した。しかしアフガニスタン政府がこれを拒否したため、タリバンは人質男性2人を殺害したが、その後8月13日には女性2人を解放。長期にわたる韓国政府との直接交渉の結果、残る19人が9月2日に帰国した。
拉致された韓国人は複数のグループに分けられ、十数回にわたって家畜小屋や物置、家などの間を夜間に移動させられた。記者会見を行ったジナさんとギョンジャさんは、イ・ジヨン(Lee Ji-Young)さんという女性および殺害されたシムさんの4人で拘束されていたという。
ある晩、タリバンのメンバーがシムさんに目隠しをして移動させた際、残された女性たちはシムさんが別のグループに移されたと思ったという。ジナさんは、殺害については解放されるまで知らなかったと語った。
8月13日には、タリバンが3人のうち2人の解放を決定、イさんが2人に先を譲ったという。
医療関係者によると、解放された19人に健康問題はないものの、外傷後ストレス障害の症状がみられるという。(c)AFP
ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。
拡大して見られた人気写真ランキング。会員登録で拡大写真が見られます。登録は無料で簡単。
AFPBB News に掲載している写真・見出し・記事の無断使用を禁じます。© AFPBB News