2007年9月3日、イラクのアル・アサド空軍基地(Al-Asad Air Base)で海兵隊員に囲まれて手を振る米国のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領(中央)。(c)AFP/Jim WATSON
【9月4日 AFP】イラクを電撃訪問中のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は3日、情勢不安定なアンバル(Anbar)州で治安改善が続けば、現在より小規模の米軍部隊で治安維持できる可能性があるとの見解を示した。
同州のアル・アサド空軍基地(al-Asad Air Base)で米海兵隊員を激励したブッシュ大統領は、「デービッド・ペトレアス(David Petraeus)駐イラク米軍司令官とライアン・クロッカー(Ryan Crocker)駐イラク米国大使によると、現在見られるような成功が続けば、今より小規模の米軍部隊で現在と同じ水準の治安維持が可能だ」と明らかにした。ただし、縮小の規模や時期については言及しなかった。
ペトレアス司令官とクロッカー大使は15日までに、イラク情勢に関する報告書を米議会に提出する。ブッシュ大統領の今回の訪問は、それに先駆けて戦争の成果を強調することを目的としている。同大統領のイラク訪問は、戦争開始以来3度目。
ブッシュ大統領はまた、「撤退などの決定については、政治家らの神経質な反応ではなく、現場の軍司令官の冷静な評価を基準に行う」と強調。民主党主導の議会ではイラク駐留米軍の即時撤退への圧力が強まっているが、大統領はそれを退けた。
これに先立ち、ブッシュ大統領はヌーリ・マリキ(Nuri Al-Maliki)首相をはじめ、イラク政府首脳陣と会談を行った。(c)AFP


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