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アフガニスタンの拉致韓国人、6週間ぶりに帰国

  • 2007年09月02日 10:30 発信地:ソウル/韓国
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2007年9月1日、アフガニスタン出国後に一泊したドバイ(Dubai)のホテルを後にする韓国人ら。(c)AFP/KARIM SAHIB

【9月2日 AFP】(写真追加、一部更新)アフガニスタンで韓国人グループがイスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)に拉致されていた事件で、解放された人質19人が2日朝、6週間ぶりの帰国を果たした。

 一行は、ドバイ(Dubai)からソウル(Seoul)の仁川国際空港(Incheon International Airport)に到着。ターミナルまで歩いて姿を見せた。

 一行は仁川国際空港で記者会見を行った。解放された人質の1人、柳京植(Yu Kyeong-Sik)さん(55)は「国と国民に多大な借りを作ってしまった。迷惑をかけた人々に謝罪するとともに、わたしたちの帰国のために尽力してくれた方々全員に感謝したい。1度死んでまた生き返ったつもりで、今後、誇れるような人生を送り、恩返ししたい」と語った。

 タリバンは7月19日、アフガニスタン南部で韓国人23人を拉致。その後、韓国政府との交渉で8月13日に女性2人を解放したのに続き、同29、30日に残りの人質19人を解放した。19人は解放されるまでグループの2人が殺害されたことを知らなかった。

 柳さんは「(2人の殺害について)知らされた時は、全員が驚いて立ち直れなかった。詳細を説明する前に、気持ちを立て直す時間と場所をくれるよう頼んだ」と語った。柳さんの発言を聞いてすすり泣く女性もいた。

 「2人の子どもを無事帰国させてくれたことに感謝の気持ちでいっぱい」と、息子と娘が人質になっていたSuh Jeong-Baeさんは満面の笑みを浮かべて語った。

 身代金が支払われたとの報道がある中、人質とともに帰国した韓国の国家情報院(National Intelligence ServiceNIS)の金萬福(キム・マンボク、Kim Man-Bok)院長は「そのような取引はなかった」としてこれを否定した。さらに、「国民の支援に感謝したい。人質23人すべてを救出できずに申し訳ない。このような事件が再発しないよう、政府と国民が努力していくことを願う」と語った。

 人質が解放された一方、人質が属しているソウル市郊外の盆唐(Bundang)にあるセンムル長老派教会(Saem-Mul Presbyterian church)には、軽率ともみなされている今回のアフガニスタンでの活動に批判が集中している。グループはアフガニスタン渡航に対する外務省の警告を無視してアフガニスタンに渡っていた。同国では前年、1000人以上の韓国人キリスト教徒が治安上の問題で一斉に強制送還されている。(c)AFP
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