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英テロ未遂事件、8人目の容疑者はオーストラリアで拘束

  • 2007年07月03日 17:42 発信地:ロンドン/英国
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2007年7月3日、英テロ未遂事件の容疑者拘束についてブリスベーン(Brisbane)で記者会見に臨む豪州クイーンズランド(Queensland)州のピーター・ビーティ(Peter Beattie)首相(左)。(c)AFP/Robert Shakespeare

【7月3日 AFP】ロンドン市内および北部グラスゴー(Glasgow)の空港ターミナルで発生したテロ未遂事件で3日、新たにインド出身の医師がオーストラリアで拘束された。この事件による逮捕者は8人目となる。

■英・豪両国の当局者が8人目の容疑者逮捕を発表

 豪州クイーンズランド(Queensland)州のピーター・ビーティ(Peter Beattie)首相は州都ブリスベーン(Brisbane)で報道陣に対し、英国当局者からの要請に従い、ブリスベーン空港でインド出身の27歳の男を拘束し、現在、尋問中であることを明かした。

 ビーティ首相によると、容疑者は豪州を出国しようとしているところを拘束された。現時点では具体的な容疑は確定していないが、ブリスベーン市内の「複数の建物など」を対象に捜査令状が出ているという。容疑者の男は2006年9月から、クイーンズランド州東部のゴールドコースト病院(Gold Coast Hospital)で、一般医兼緊急医として勤務していた。「勤務先では、模範的な市民だとみられていたようだ」とビーティ首相は語った。

 この発表の後、ジョン・ハワード(John Howard)豪首相も、同容疑者をインド人であると発表。容疑者の男については、それ以上の詳細は明かさなかったが、「国内でテロ行為が発生する危険性が先週に比べて高まっているといった情報はない」とし、自国の治安管理に問題がないことを強調した。

 豪州警察当局は、拘束された容疑者とは別の人物にも尋問を行ったが、テロ未遂事件とのかかわりは確認されなかった。尋問対象となってのは、英北部リバプール(Liverpool)に在住していた医師という。

 ロンドン警視庁もまた同日、豪州で拘束された男がテロ未遂事件の8人目の容疑者であることを確認した。

■すでに拘束されている7人の大部分が中東出身者

 報道各社は、英国内で拘束されている7人の容疑者について、大部分が中東出身者としている。テロ未遂事件に使用された爆弾はいずれも、グラスゴー近辺の工場で作られたものとの情報もある。

 英国内の各紙は3日の朝刊で、拘束中の7人の容疑者のうち5人が国民保険サービス(National Health Service)で勤務していたと報じた。

 拘束中の容疑者で身元が判明しているのは、ヨルダン人のMohammed Jamil Abdelkader Ashaとその妻。容疑者の氏名はヨルダン政府によって発表されたもの。英警察当局は、国内の病院にある同容疑者のオフィスで2日、捜索を開始した。

 さらに、グラスゴーのテロ未遂事件の容疑者として拘束中の2人の容疑者のうち1人は、イラク人医師のBilal Abdullaと英国内メディアで報じられている。

 警察当局は、「拘束者はすべて中東出身者である」とする英国放送協会(BBC)の報道を否定するコメントを発表した。(c)AFP

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