【6月25日 AFP】バグダッド市内中心部のホテルのロビーで25日、爆弾を所持した男が自爆し、少なくとも7人が死亡、15人が負傷した。

 爆破されたのはチグリス(Tigris)川西岸に建つマンスール・メリア・ホテル(Mansour Melia hotel)で、事件当時は地元の氏族が会合を行っており、ロビーは混雑していた。治安当局では、この会合を狙った自爆攻撃だったことを確認した。

 死亡した1人は、スンニ派(Sunni)の支配地域であるイラク西部アンバル(Anbar)州のFassal al-Gawud元知事。同州では最近、国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」掃討作戦を展開する米軍およびイラク軍の合同部隊に一部の氏族長らが協力し、同盟関係を結んだ。

 AFP特派員によると、がれきの散乱したロビーでは、フロント付近に焼けこげた犠牲者の遺体と大勢の負傷者が横たわっており、また遺体の上に天井が崩落したという。

 ホテル従業員の話では、氏族の長5、6人の一行がロビーに現れ、お茶を注文して間もなく事件が起こった。同従業員が厨房に向かった直後に背後で爆発したという。

 この自爆攻撃に先立ち、イラクでは同日、北部と中部でも自爆攻撃があり、2件で計23人が死亡。犠牲の大半は警官だった。(c)AFP