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【カイロ/エジプト 13日 AFP】国連(UN)の統計によると、2003年3月の米軍主導によるイラク侵攻以来、同国民の8人に1人に相当する200万人が国外に脱出した。そのうち、10万から15万人がエジプトで不安定な生活を送っている。3人のイラク人難民の若者を取材した。(c)AFP/Emmanuelle Baillon
(収録時間:2分20秒)
<ビデオ・スクリプト>
7か月前にカイロ(Cairo)に来て以来、苦しい生活を送るAliさん。シーア派(Shiites)のAliさんは、スンニ派(Sunni)のイラク難民2人と共同生活を送っている。3人ともビザを持っていない。祖国の攻撃と混乱を逃れ、シリアとイエメンを経由し、エジプトにたどり着いた。3人はカイロの下町から30キロにある巨大な集合住宅で、ひっそりと暮らしている。
インタビュー1:Aliさん
「死体を見た。目の前で人々が拉致された。それから爆弾攻撃も。友人は皆、誘拐された。それが一番恐ろしい。誘拐を避けるためエジプトに来た」
インタビュー2:Udayさん
「宗教的な過激主義が横行していて、どの民兵組織も自分たちだけが正しいと考えているんだ」
Aliさんの夢は無惨にも破れた。
映画監督になるための勉強を修了したいと考えていたAliさんだが、この地では課程を履修することができなかった。バグダッドで弁護士をしている父親もAliさんを財政的に援助することはできず、彼は「その日暮らし」を余儀なくされている。
インタビュー3:Aliさん
「履修できていたら、来年には学士号をとれたが、費用が高く、履修登録ができなかった。仕事を探そうにも、給料が低くすぎて話にならない。経済状況はきわめて厳しい」
10万人以上のイラク人が、安全を求めてエジプトに逃れてきた。しかし、シーア派のイラク人が大挙してスンニ派が大多数を占めるエジプトにやってくることで、宗派抗争の勃発を恐れる声も聞かれる。
インタビュー4:Aliさん
「エジプト政府も恐れているのがわかる。シーア派をどう見ているのか、事情聴取されるときの感じでわかるんだ」
母国の抗争から遠く離れても、難民らは危険から逃れることがられない。
インタビュー5:Wathekさん
「滞在ビザがないので、警官に見つかりイラクに強制送還可能性がある。そうなったらおしまいだ」
Aliさんは、スイスかトルコで勉強を続けたいと考えているが、まだ許可を得ていない。UdayさんとWathekさんは、今後もしばらく、隠れ家生活を続けることになりそうだ。
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