【ドーハ/カタール 28日 AFP】ソマリアで暫定政府・エチオピア連合軍の猛攻を受けていたソマリアの反政府勢力「イスラム法廷連合(Union of Islamic Courts、UIC)」の指導者であるアフメド(Sharif Sheikh Ahmed)師は28日、イスラム法廷連合の首都モガディシオ(Mogadishu)からの撤退を発表した。カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ(Al-Jazeera)」で語ったもの。
アフメド師は、「われわれはモガディシオから完全に撤退した。現在政府軍に抵抗しているのは、われわれではなく、一般の市民である」と述べた。
ソマリア暫定政府は同日、国内全域に非常事態宣言を発令。イスラム反政府組織に占領されていた首都モガディシオを包囲、進攻している
(UN Security Council)は議長国カタールの要請により緊急会合を開き、カタールは、外国軍のソマリアからの即時撤退と戦闘の停止を求める議長声明案を提出したものの、採択への合意が得られなかった。
エチオピアを擁護する米国は、同声明案に反対した。ウルフ(Alejandro Wolff)国連大使代行は、「ソマリア情勢は非常に『複雑』で、エチオピア軍が撤退するだけで解決する問題ではない」とした上で、「これ以上の犠牲者を出さないためにも、最大限の自制は必要だ」と語った。今回の紛争では既に1000人を超える犠牲者が出ているとされる。
グラフィックはエチオピア軍の支援を受けた暫定政府軍とイスラム反政府勢力の進攻図。(c)AFP
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