【ニューヨーク/米国 3日 AFP】2001年9月11日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の実行犯19人による同時多発テロは、民間航空機4機をハイジャックしてニューヨークとワシントンの主要な建物に激突させるという、米国本土に対する攻撃では史上最悪なものとなった。
航空機2機は、ニューヨークの世界貿易センタービル(World Trade Center)ツインタワーの南北2棟にそれぞれ衝突し、3機目はワシントン郊外の米国国防総省(Pentagon)に激突した。4機目は、乗客らがハイジャック犯と争った形跡があり、ペンシルベニア州シャンカヴィル(Shankasville)郊外に墜落した。
このテロ攻撃による死者は、ハイジェック犯を除いて2973人で、うち2749人がニューヨークで亡くなっている。
この日、ニューヨークで最高を誇った超高層の世界貿易センタービルのツインタワー2棟に、17分間の間隔を空けて、民間航空機2機が激突した。
最初は、5人のハイジャック犯を含む乗客乗員92人が乗ったアメリカン航空(American Airlines)ボーイング(Boeing)767型機が、午前8時46分(日本時間午後9時46分)、世界貿易センタービルの北棟に衝突し上層階を破壊。
その映像がテレビで世界中に生中継されているさなか、5人のハイジャック犯を含む乗客乗員65人が乗ったユナイテッド航空(United Airlines)ボーイング767型機が、午前9時3分に南棟に激突した。
ワシントンでは、ハイジャック犯5人を含む乗客乗員64人を乗せた3機目、アメリカン航空ボーイング757型機が、午前9時38分、国防総省の建物に突っ込み、建物の西側正面を大破させた。
ハイジャック犯による4機目の最終目的はいまだに明らかになってはいない。ハイジャック犯4人を含む乗員乗客44人のユナイテッド航空ボーイング757型機は、ペンシルバニア州シャンカヴィル(Shankasville)郊外に墜落した。この航空機からかけられた携帯電話の通話によると、乗客らがハイジャック犯の制圧を試みて争ったという。
燃料を満載した航空機は炎上し、世界貿易センタービルにも瞬く間に燃え広がり、救助隊を含めた何千人もの人々がビルから脱出する間もなく、倒壊してしまった。
南棟は午前10時5分、北棟は午前10時28分に倒壊し、マンハッタン(Manhattan)南端部は粉塵と黒煙に包まれた。
フロリダ州で小学校の行事に参加していたジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は、世界貿易センタービルに航空機2機が激突したとの一報を受け、安全確保のために離れた軍事基地に避難した。
その日の夕方にワシントンに戻ったブッシュ大統領は、テロ攻撃の首謀者を徹底的に追及するとの声明を出し、首謀者はもとより、それをかくまう者も同罪に処すると語った。
写真は、地元放送局WHDHが放送した175便が世界貿易センタービルに衝突した瞬間の映像。(c)AFP/SALIENT STILLS/WHDH
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