写真はラバトの議会でシディ・モハメド6世(Sidi Mohamed VI)の演説を聴く議員たち(2002年10月11日撮影)。AFP/ABDELHAK SENNA
【ラバト/モロッコ 12日 AFP】モロッコで、テロの関する不穏な動きが発覚した。
まずは12日、兵士4人がテロ組織のメンバーだったことが明らかになったとして、政府当局が陸軍の幹部数名を解雇し、軍情報部の引き締めを行った。与党連合の最大政党である人民勢力社会主義同盟(USFP)の機関紙、アルイッテハド・アルイシュティラキ(Al-Ittihad al-Ishtirak)が伝えた。
情報筋の話によると、軍情報部の司令官1人と、カサブランカ(Casablanca)を統括する部隊長1人が解雇された。
同時に、国内問題を扱う情報部内でも、「大幅な改革」が秘密裏に実施されたという。これは、イスラム過激派が軍内部に浸透しているとの報告を受け、軍および情報部からの同派一掃を図ったもの。
一方、この報道に先立つ7日、内務省はAnsar al-Mahdiと名乗る無名だが「非常に危険な」組織を摘発したと発表していた。
同省によると、Ansar al-Mahdiは政権の転覆とイスラム指導者による国家運営を企てていたとされる。これまでに44人の容疑者が逮捕され、その一部についてはすでに反テロ特別法廷での審議が行われている。この中の軍関係者4人は、爆破物の専門家だった。
政府筋によると現在、テロに関与したとして裁判を控えた、あるいは刑が確定した「イスラム至上主義者」約700人が国内で拘留されている。モロッコでは、2003年5月16日にカサブランカで発生した自爆テロで犯人12人を含む45人が死亡し、その後の取締りによって数百人が拘束されている。
写真はラバトの議会でシディ・モハメド6世(Sidi Mohamed VI)の演説を聴く議員たち(2002年10月11日撮影)。AFP/ABDELHAK SENNA
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