【1月27日 AFP】2010年バンクーバー冬季五輪スノーボードの米国代表選手が25日に発表され、ショーン・ホワイト(Shaun White)を筆頭にセス・ウェスコット(Seth Wescott)、ハンナ・テーター(Hannah Teter)、ケリー・クラーク(Kelly Clark)ら五輪金メダリストが名を連ねた。

 スノーボードが初めて五輪種目となった1998年の長野五輪以降、米国は他国を圧倒しており、バンクーバー五輪を控えた選手への期待は最高潮に達している。
 
 ハーフパイプ男子代表には赤い髪の毛から「空飛ぶトマト(Flying Tomato)」の愛称を持ち、トリノ五輪で金メダルを獲得したホワイトを筆頭に、グレッグ・ブレッツ(Greg Bretz)、ルイ・ヴィト(Louie Vito)、スコッティー・ラゴ(Scotty Lago)が選ばれた。

 同女子代表にはトリノ五輪に出場したクラーク、テーター、グレッチェン・ブレイラー(Gretchen Bleiler)、エレナ・ハイト(Elena Hight)の4人が再び入った。クラークはソルトレークシティー五輪、テーターはトリノ五輪で金メダルを獲得している。

 スノーボードクロス男子代表にはトリノ五輪金メダリストのウェスコットをはじめ、冬季Xゲームで4度優勝したネイト・ホランド(Nate Holland)、グラハム・ワタナベ(Graham Watanabe)、ニック・バウムガートナー(Nick Baumgartner)が入った。

 同女子代表にはトリノ五輪銀メダリストのリンゼイ・ジャコベリス(Lindsey Jacobellis)をはじめ、Faye GuliniCallan Chythlook-Sifsofが選ばれた。

 パラレル大回転(PGS)男子代表にはソルトレークシティー五輪銅メダリストのクリス・クルーグ(Chris Klug)とタイラー・ジュウェル(Tyler Jewell)が、同女子代表にはミッシェル・ゴーゴン(Michelle Gorgone)が入った。(c)AFP