【3月14日 AFP】世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2013)は13日、カナダ・オンタリオ(Ontario)州ロンドン(London)のバドワイザー・ガーデンズ(Budweiser Gardens)で開幕し、ペア・ショートプログラム(SP)ではロシアのタチアナ・ボロソジャー(Tatiana Volosozhar)/マキシム・トランコフ(Maxim Trankov)組が75.84点で首位に立った。

 過去2度の銀メダルに輝いた実力を持つボロソジャー/トランコフ組だが、首位から5位までの点差はわずか7点で、上位5組のいずれのペアにも表彰台のチャンスが残されていることから、油断はできない状態にある。

 2位には見事な演技を披露して観客総立ちの喝采を受けた、地元カナダのメーガン・デュアメル(Meagan Duhamel)/エリック・ラドフォード(Eric Radford)組が73.61点でつけた。

 過去に2度優勝を飾っているドイツのアリオナ・サフチェンコ(Aliona Savchenko)/ロビン・ ショルコウィー(Robin Szolkowy)組はスピンでユニゾンに失敗するなど、大小のミスを犯して上位5組のうち一番説得力のない演技を見せたものの、73.47点で3位につけている。

 4位には69.98点でロシアの川口悠子(Yuko Kawaguchi)/アレクサンドル・スミルノフ(Alexander Smirnov)組、5位には69.25点でカナダのカーステン・ムーア・タワーズ(Kirsten Moore-Towers)/ディラン・モスコビッチ(Dylan Moscovitch)組が続いている。(c)AFP