【1月28日 AFP】フィギュアスケート全米選手権(2013 Prudential U.S. Figure Skating Championships)は27日、米ネブラスカ(Nebraska)州オマハ(Omaha)にあるセンチュリーリンク・センター(CenturyLink Center)で行われ、男子シングル・フリースケーティング(FS)ではマックス・アーロン(Max Aaron)が175.87点を記録し、合計255.00点で優勝を果たした。

 ショートプログラム(SP)を終え、前年大会(2012 Prudential U.S. Figure Skating Championships)王者のジェレミー・アボット(Jeremy Abbott)が首位に立ち、ロス・マイナー(Ross Miner)、10代のジョシュア・ファリス(Joshua Farris)に続いてアーロンは4位につけていた。

 しかし、アーロンはFSで4回転サルコーを鮮やかに成功させて首位に立ち、逆転で優勝を飾った。

 FSで2位となる170.30点を記録したマイナーが総合でも2位に入った。一方、4回転ジャンプで転倒し、3回転サルコーが2回転になったアボットはFSで165.23点と得点が伸びず、総合3位に沈んだ。

 この結果、3月にカナダで開催される世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2013)の米国代表にはアーロンとマイナーが内定し、4度目の大会制覇を逃したアボットは代表から漏れた。(c)AFP