【1月25日 AFP】フィギュアスケート全米選手権(2013 Prudential U.S. Figure Skating Championships)は24日、米ネブラスカ(Nebraska)州オマハ(Omaha)にあるセンチュリーリンク・センター(CenturyLink Center)で行われ、女子シングル・ショートプログラム(SP)では前回大会王者のアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)が67.57点で首位発進を果たした。

 連覇が懸かる優勝候補の大本命ワグナーは十分な得点差をつけて首位に立ち、2005年まで連覇を続けたミシェル・クワン(Michelle Kwan)氏以来となる2年連続の全米制覇に向け好調な滑り出しを見せた。

 アグネス・ザワツキー(Agnes Zawadzki)が65.31点で2位、長洲未来(Mirai Nagasu)が64.39点で3位につけている。

 ワグナーはグランプリ(GP)シリーズで強さを見せ、2012年12月にロシアのソチ(Sochi)で行われたグランプリファイナルでは浅田真央(Mao Asada)に次いで2位に入るなど、充実したシーズンを送ってきた。

 グランプリファイナルではフリースケーティング(FS)で激しく転倒し、右ひざの故障と戦いながら今大会に出場しているワグナーだが、SPでは問題を抱えていることを全くうかがわせない、ミスのない演技を「レッドヴァイオリン(Red Violin)」に乗せて披露した。(c)AFP