【1月25日 AFP】フィギュアスケート欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2013)は24日、クロアチアのザグレブ(Zagreb)で行われ、男子シングル・ショートプログラム(SP)を6位で終えたロシアのエフゲニー・プルシェンコ(Evgeni Plushenko)が、腰痛を理由に大会を棄権した。

 2012年の欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2012)で7度目の優勝を飾り、現在は2014年に母国ロシア開催されるソチ五輪出場を目指しているプルシェンコだったが、SPでは4回転ジャンプを跳べず、トリプルアクセルでは転倒するなど振るわず、74.82点で6位につけていた。

 その後、大会主催者は、プルシェンコが腰痛の悪化により競技を続行することができなくなったため、大会を棄権すると発表した。

 2012年の世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2012)をひざの故障で欠場したプルシェンコについて、同選手のコーチを務めるアレクセイ・ミーシン(Alexei Mishin)氏は、「痛みを抱えたままライバルに勝つのは難しい」とコメントした。

 また、今大会が今年最初の国際大会出場だったプルシェンコは、SPでの不甲斐ないパフォーマンスについて「言い訳のできないミス。今日は僕にとって良い日ではなかった」と語っている。(c)AFP