【11月17日 AFP】12-13フィギュアスケートGPシリーズ第5戦エリック・ボンパール杯(Trophee Eric Bompard 2012)は16日、パリ(Paris)のベルシー体育館(Palais omnisports de Paris-Bercy)で男子シングル・ショートプログラム(SP)行われ、米国のジェレミー・アボット(Jeremy Abbott)が81.18点で首位に立った。

 背中の故障で今季開幕戦スケート・ アメリカ(Skate America 2012)では5位に低迷したアボットだったが、今大会は『スパイ(SPY)』に乗せた演技で2位の無良崇人(Takahito Mura)に4.53点をつけ、大きなリードを奪った。

 21歳の無良は『マラゲーニャ(Malaguena)』に乗せた演技で76.65点をマークした。自身初となるGPシリーズでのメダル獲得に向け、好位置につけた無良は「2位につけることが出来て驚いています。4回転とトリプルアクセルで着地に成功できたのは、(8位に終わった第2戦の)スケート・カナダ(2012 Skate Canada International)で多くのことを学んだからだと思います」と語った。

 地元フランスのブライアン・ジュベール(Brian Joubert)は、第3戦中国杯(ISU Grand Prix of Figure Skating Cup of China 2012)での体調不良から復活し、序盤の4回転ジャンプでよろめいたものの75.46点で3位につけている。(c)AFP