【10月24日 AFP】バンクーバー冬季五輪女子フィギュアスケートの金メダリスト、金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)が、2014年のソチ冬季五輪に向け、幼少期からのコーチ2人と共に再始動するとマネジメント会社が発表した。

 2011年4月の世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2011)で2位となった後、競技から1年以上離れ休養をとった金妍児は、シン・ヘスク(Shin Hye-Sook)、リュ・ジョンヒョン(Ryu Jong-Hyu)両コーチは今の自分を形成する役割を果たしてくれたと語った。

 金妍児は「両コーチはフィギュアスケートを始めた頃から、今の自分に成長するまでの間、技術面、精神面の両方でずっと支えてくれた」と代理人をとマネジメント会社通じてコメントを発表した。

 44歳のリュ氏はアイスダンス出身で金妍児が7歳のときに初めて正式なコーチとなった。一方、55歳のシン氏は1980年のレークプラシッド冬季五輪に選手として出場、その後金妍児が10歳の頃から3年間コーチを務めた。

 マネジメント会社は、今シーズン終了までシン氏が全般的なトレーニングを担当し、リュウ氏がコンディショニングと体力トレーニングを担当すると発表している。(c)AFP