【10月21日 AFP】12-13フィギュアスケートGPシリーズ開幕戦スケート・ アメリカ(Skate America 2012)は20日、米ワシントン(Washington)州ケント(Kent)のショウェア・センター(ShoWare Center)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)で2位につけていた小塚崇彦(Takahiko Kozuka)が166.12点を記録し、合計251.44点で優勝を飾った。

 小塚は1回の転倒があったものの、SPで首位に立っていた羽生結弦(Yuzuru Hanyu)と10点近くあった点差を埋めるには十分な得点を記録し、逆転を果たした。羽生は、前日の素晴らしいSPに匹敵する演技を見せることはできなかった。

 羽生は完璧な演技を披露し、95.07点という国際スケート連盟(International Skating UnionISU)認可大会でのSP歴代最高得点を記録していたが、勝負が決するFSでは3回転倒した。

 羽生が148.76点でFS3位につけ、合計243.74点で2位に、町田樹(Tatsuki Machida)が合計229.95点で3位に入り、日本人選手が表彰台を独占した。(c)AFP