【1月25日 AFP】英シェフィールド(Sheffield)で開催中のフィギュアスケート欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2012)に出場しているロシアのエフゲニー・プルシェンコ(Evgeni Plushenko)が24日、怪我のため今季の世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2012)を欠場する可能性を示唆した。

 これまで世界選手権を3度制覇しているプルシェンコは、23日に行われた欧州選手権男子シングルの予選を通過したものの、現在も悩まされる膝の故障に加え、シェフィールド到着時には背中を痛めたと語り、「健康問題のため欧州選手権を棄権する準備もできていた」と明かした。

 プルシェンコは今季の世界選手権について「出場する可能性は半々だ」と語り、続けて「完全に調子が良いと確信できないときに競技をするのはとても難しい。できるだけ早くもう一度膝の手術を受けたい。手術を受けた後に、僕が完全に回復するためにどれだけの時間を要するかは誰にもわからない。今季の主要大会には、1つだけ出場すると決めた。欧州選手権では威厳を持って演技できることを願う」と付け加えた。(c)AFP