【5月2日 AFP】女子フィギュアスケートの金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)が、2011世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships)の賞金を東日本大震災の被災者への義援金に寄付することが分かった。

 聯合ニュース(Yonhap News Agency)は1日、代理人の話として、同選手権で銀メダルを獲得した金妍児が、その賞金である2万7000ドル(約220万円)を国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)の救援活動のために寄付すると伝えている。

 2010年バンクーバー五輪金メダリストの金妍児は、同選手権を日本の安藤美姫(Miki Ando)に次ぐ2位で終えている。

 総年収970万ドル(約7億9000万円)で米経済誌「フォーブス(Forbes)」が2010年に発表した高収入女性アスリートのランキングに名を連ねた金妍児は、UNICEF親善大使を務めており、2010年に起きたハイチ大地震の被災者には1億ウォン(約760万円)の義援金を送っている。(c)AFP

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