【10月13日 AFP】バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート・アイスダンスで金メダルを獲得したテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組(カナダ)が、今季グランプリ(GP)シリーズ第2戦のスケート・カナダ(2010 Skate Canada International)を欠場することが12日、分かった。

 カナダスケート連盟(Skate Canada)は同日、ヴァーチューが慢性コンパートメント症候群(Chronic Exertional Compartment Syndrome、CECS)による、すねとふくらはぎの痛みを和らげるため、カナダ・オンタリオ(Ontario)州ロンドン(London)で脚の手術を受けたと発表した。

 連盟によると、経過によっては同ペアがGPシリーズ全戦を欠場する可能性もあるという。

 ヴァーチューは2008年、同症候群による脚への負担を軽減するため、両脚を手術していた。

 当初は今季終了後に手術を受ける予定であったが、痛みが治まらないため、手術を受けて連覇の懸かる世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2011、2011年3月、東京)に備えることを選択した。

 今季のGPシーリーズは、スケート・カナダと第6戦のエリック・ボンパール杯(Trophee Eric Bompard 2010、11月26日開幕、パリ)に出場を予定していた。(c)AFP