【8月25日 AFP】国際スケート連盟(International Skating Union、ISU)は23日、バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート男子シングルの銀メダリスト、エフゲニー・プルシェンコ(Yevgeny Plushenko、ロシア)に科していた競技会出場資格のはく奪が確定したと発表した。

 ISUは6月、プルシェンコが3月と4月に承認なくアイスショーに出演したため、処分を科していた。プルシェンコは21日以内に異議申し立てができる権利を有していたが、行使しなかった。

 処分確定についてプルシェンコの妻ヤナ・ルドコフスカヤ(Yana Rudkovskaya)さんは、同選手が2014年ソチ冬季五輪の出場を断念していないことを明らかにした。

 ルドコフスカヤさんは、プルシェンコが近い将来、ISUに出場資格を回復を求めることになるとし、「すべて問題はない。エフゲニーは練習しており、ソチでパフォーマンスしたいという願いを強く持っている」と話している。

 2006年のトリノ冬季五輪で金メダルを獲得したプルシェンコは、2014年に母国ロシアのソチで開催される五輪で再び金メダル獲得を目指すことを表明していた。(c)AFP

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