【7月19日 AFP】バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子シングルの金メダリスト、金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ、韓国)が19日、世界選手権に専念するため、今季のグランプリ(GP)シリーズを欠場する意向を明かした。

 韓国の聯合ニュース(Yonhap News)によると、アイスショーに出演するために帰国した金妍児は、「まだ練習は開始していないが、世界選手権に集中する予定です。アイスショーが終わったら、コーチ陣と予定を組み、プログラムを決めたい」と話しているという。

 金妍児は2010年、バンクーバー冬季五輪では金メダルを獲得したが、世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2010)では2位となり連覇を逃していた。

 金妍児は、2011年にカザフスタンで開催されるアジア冬季競技大会(The 7th Asian Winter Games)も欠場する意向を示している。

 今季のGPシリーズは10月に名古屋で行われるNHK杯(NHK Trophy 2010)で開幕。世界選手権は3月に東京で開催される。(c)AFP