【3月29日 AFP】(一部訂正、記事更新、写真追加)09世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2009)女子シングル・フリースケーティング(FS)。ショートプログラム(SP)で首位につけた韓国の金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)は、FSで首位となる131.59点を記録し、合計207.71点で大会初優勝を飾った。

 2位には191.29点でカナダのジョアニー・ロシェット(Joannie Rochette)が、3位には190.38点で日本の安藤美姫(Miki Ando)が入った。

 会場のステープルズ・センター(Staples Center)に集まった満員に近い観衆の目の前で、リムスキー=コルサコフ(Rimsky-Korsakov)の「シェラザード(Sheherazad)」に乗って見事なパフォーマンスを披露した金妍児は、女子の歴代最高となる合計207.71点を記録し、韓国人選手として初めて世界選手権を制した。

 金妍児のライバルと目されていた浅田真央(Mao Asada)は、序盤のトリプルアクセルで着氷に失敗し得点を伸ばせず、合計188.09点で総合4位に終わった。

■女子シングル総合順位(SP+FS)

1位:金妍児(韓国) - 207.71点
2位:ジョアニー・ロシェット(カナダ) - 191.29点
3位:安藤美姫(日本) - 190.38点
4位:浅田真央(日本) - 188.09点
5位:レイチェル・フラット(Rachael Flatt、米国) - 172.41点
8位:村主章枝(Fumie Suguri、日本) - 164.58点

(c)AFP